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ハワイでは、コヤスガイで作ったルアーでタコを採ります。

このルアーを〝ルーヘエ〟といい、石の錘(おもり)や木片、とがった返しなどがついています。

ルーヘエに似た構造のルアーが、 太平洋のあらゆる場所で見つかっています。 なぜタコがコヤスガイにひかれるのかは諸説ありますが、共通する内容も多く、ポリネシアの人々が文化的歴史を共有していたと言えるでしょう。 そのひとつに、次のような話が残っています―。

ある日のこと、一匹のねずみが、 タコに隣の島に連れて行って欲しいと、頼んできました。 連れて行ってくれれば、素敵な贈り物をあげる・・・と嘘をついて―。何も知らないタコは気前よくネズミを自分の頭の上に乗せ、隣の島へと連れて行きます。 首尾よく島に降り立ったネズミは、タコに向かってこう言います。 「頭の上にお礼の品を置いたよ」。 なんということでしょう。タコの頭の上は、ネズミの糞が山と積まれていたのです。 タコは、まんまと騙されてしまいました。

ネズミの形をしたこのルーヘエに タコが襲い掛かるのは、先祖が受けた屈辱的な過去に対する 報復のため―と言われています。