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ハワイにおいて、文字ができるまでの間、語りのオリ、踊りのフラが歴史や出来事、習慣などを記録し、伝えるための役割を果たしていました。

物語の数だけ、ハワイの〝メレ〟・すなわち〝歌〟があり、その中でオリとフラが美しく組み込まれているのです。 語りのオリでは、楽器は用いません。 家系を伝えるオリは、非常に長く何千行にもなるため、ケパケパと呼ばれる早いテンポになります。もう一つのオリのスタイルは、ホ・ アエ・アエと呼ばれ、母音を長く延ばし、大いなる愛を表現します。

ハワイアンにとってフラを通して得る物語・体験は、重要なことであり、選ばれた者だけが、フラを学び取ることができるのです。

フラを学ぶ上では、明確な師弟関係があると言います。「クム・フラ」を師と仰ぎます。また、フラの学校は、地域によってしきたりが違います。

ハラウと呼ばれるフラの学校の入り口で、弟子たちは師匠に対し、フラを伝授してもらうためのオリを歌います。これに対し、師匠は学校に入る許可をオリで返すのです。

さて―フラには様々な楽器が使われますが、中でも最も神聖なものはパフというドラムです。 パフは、通常、椰子の木あるいはパンの木の幹から作られ、鮫の皮を張ります。パフはフラだけではなく、特別な儀式や酋長にまつわる祝賀の式典でも使われました。