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ガラスケースの合間にある壁にハワイ政府に関する様々な文書の複製が、展示されています。これらは絶対的世襲制度であった王国から民衆による合法的な王国へと変化していった、1814年から1893年までのハワイ政府の進展を表しています。

 印刷機が最初にハワイに来たのは1822年で、これ以後、通達や法律が機械によって印刷・掲示されるようになり、人々は、新聞や片面刷りの印刷物で情報を得ていきました。特に、片面刷りの印刷物の多くは、王や女王、政府からの声明文、あるいは法律や会議の知らせといった、行政に関するもので、目立つ場所に張り出されました。 また、ハワイアンの有力者の訃報を伝える際にも用いられました。

ハワイ政府が進展していく中で、選挙制度が導入され、1872年と74年、次の王位を決めるための選挙が行われました。現代の選挙と同じように、候補者は文書を印刷し、選挙活動を展開。文書には家計図を載せ、「我こそが王位継承者としてふさわしい者である」と、その正当性を主張しあったのです。

 最後に展示されている刷り物は、1893年のハワイ王朝転覆時のものです。多くのハワイアンが、街角に張り出された印刷物を目にし、ハワイ王国の崩壊に至る変化感じ取っていたのかもしれません。